奈良の小・中・高3校に1000万円ずつ、計3000万円を渡して
「子供たちのために使ってください」と言い残して
自転車で立ち去った高齢男性がニュースになっています。
この高校は私の母校ですが、この高齢男性は私ではありません。
今日は30年間1度もおろすことなく積み立てた財形貯蓄の
積立金が振り込まれますが今のところ寄付するつもりは
ありません。子供に残すつもりもないですが・・・
(じゃあ自分で使うしかないじゃん・・・笑)

さて、23日は世界遺産醍醐寺へでかけてきました。

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醍醐寺といえば、豊臣秀吉が亡くなる5か月前に、もう先は長くない
と悟ってか、「醍醐の花見」と呼ばれる大宴会を開催した会場として
知られています。 日本では古来から花といえば梅で、桜を愛でる
習慣はあまりなかったようですが、醍醐の花見が現代の「桜を愛でて
大宴会」というスタイルの花見の原形だと言われています。
秀吉はこの宴会に大名の奥方や娘など女性ばかり1300人招待した
(男性には裏方をさせた)そうで、さらに女性全員に1人2回のお色直し
を命じたとされ、着物代だけで現代のお金にして、
3着/人×1300人×100万円/着=39億円!!かかったと言われてます。
ちなみに、醍醐寺はもともと桜の名所だったわけではなく、この宴会
のためにわざわざ全国から銘木を集めて植えたとされ・・・(驚)
こんな凄いことができるのは、日本史上でもさすがに秀吉だけですなぁ。

私も余命宣告を受けたら、財形貯蓄積立金を使って、これまでお世話に
なった女性だけを集めて祇園で散財したいものです。
祇園へ行く以前に、着物代にも足りない・・・(笑)

さて、私が花見シーズンでもないのになぜ醍醐へ出かけたかと
言いますと、2月23日は「五大力さん」というご縁日だからです。
五大力さんといえば、メインイベントは関西ではこの日のニュースに
必ずといっていいほど登場するあれです。
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男子150kg、女子90kgの巨大鏡餅を持ち上げる時間を競う力自慢大会!
今回は密を避けるため、ひとり5分で打ち切り、順位はつけない、
飛び入り参加はなし、通常は出場できない過去の横綱も出場可
という特別ルールで開催されました。

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去年の横綱はさすがに5分をクリアする一方で、「えっ?めっちゃ
重い! うわっ何これ? 全然上がらん!」と騒ぐだけで餅は全く
動かない、私レベルの人もいたりして盛り上がってましたよ。

是非桜の季節にも再訪したいものです。
ではまた次回をお楽しみに。